まわりの建築計画は?(後編)
住まい選びのマメ知識 見落としがちなチェック項目
では、現時点ではまだ建築計画が無いものについてはどうするのでしょうか。計画がまだ無い時点で、どこに何が建つかを予想するのはかなり困難なことです。しかし、ズバリ予想することはできなくとも、建築される可能性が高いかどうかの判断は可能です。
それは宅地化されているような土地には多くの場合それぞれの地域ごとに「用途地域」というものが定められております。簡単にいいますと、この用途地域によりそれぞれの地域が住居系・商業系・工業系というような具合に定められています。厳密にはもっと細かく分かれていますし、他にも細かい基準や規制がありますが、この用途地域により建てられる建物の高さや種類がおおかた決まります。
ですから、自分のお目当てのある物件の用途地域を調べれば、高層マンションは建てられないとか、工場はできないとか等ということは判断できます。この用途地域も重要事項説明で不動産屋さんが説明しなくてはならないことの一つですので教えてもらえるでしょう。
しかし、この用途地域というものは地域ごとに定められていますので、その境界線近くの場合では隣地は全く異なる用途地域という場合もあります。ですから、自分の家は確かに一戸建てくらいしか建たない地域なのに、すぐ近くに工場ができてしまう、ということも起こり得ます。このようなときに住民と建主との間で建築反対運動のようなトラブルがよく生じます。
この用途地域や建築基準法などは一度決まったら絶対変わらないわけではありません。法律ですからそれほど頻繁に大きく変わるものではありませんが、絶対とは言い切れませんのでご注意ください。
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